テーブルの省略された空の値を表示する

レポートでは、メトリックは 1 つまたは複数の属性に分類され、各メトリックと属性が交差する場合に値が表示されます。 交差しない場合、何も表示されません。 場合によっては、この動作が閲覧者に混乱を招くことがあります。  たとえば、以下のレポートでは、ツイートとリツイート(メトリック)の数が曜日別にリストされています。 ただし、データは木曜日から日曜日のみに表示されます。

レポートを明確にするために、他の曜日の行を強制的に挿入できます。

手順:

基本的には、メトリックをスライスするために使用される属性の値のカウントを実行することがポイントです。 この場合、属性は Day of Week です。

  1. Report Editorで [What] タブをクリックします。

  2. 高度のメトリックエディターでメトリックを作成する必要があります。 [高度] をクリックして、[カスタムメトリック] をクリックします。

  3. メトリックの名前にピリオド(.)を入力します。これにより、非常に狭い列が作成されます。

  4. メトリック定義で、次を入力します。

    SELECT COUNT(Day of Week (Mon-Sun)) BY ALL OTHER
    

     

    • 上記のメトリックでは、テーブルの一覧の各曜日の Day of Week (Mon-Sun) 属性の利用可能な値のカウントが実行されるため、この列の各値は 1 になります。
    • BY ALL OTHER 句は、他の属性が生成された値をフィルタリングしないようにします。したがって、レポートがどのように変更されても、返される値の集合は一貫しています。 
  5. [追加] をクリックします。

  6. 列番号は、レポートにデータを含む日数の値を表示します。 

  7. 空の(NULL)値を持つ他の行を表示するには、カスタム数値形式を適用する必要があります。 Report Editorで、[構成を表示] をクリックします。 次に、カスタム数値形式をクリックします。

  8. #of Tweets メトリックと#of Retweets メトリックの場合は、次のカスタム書式設定を挿入して、NULL 値の表示を強制的にゼロにします。

    #,##0;[=Null]0
    
  9. 新しいメトリックの場合は、次のカスタム書式設定を挿入します。これにより、カウント値が非表示になります。

    [color=F8F8F8][backgroundcolor=F8F8F8]#,##0
    
  10. [適用] をクリックします。

  11. COUNT メトリック列の幅を最小化します。

レポートが次のように表示されます。

詳細については、インサイトとレポートで数値書式を設定するを参照してください。