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カスケードフィルターを設定する
カスケード (親/子) フィルターを使用すると、ダッシュボードフィルター間に親子関係が構築され、親フィルターの設定により、同じダッシュボードタブの子フィルターで表示する値を制限することができます。 この設定では、作成されたフィルターのチェーンによる制限が親フィルターから子フィルターに伝搬し、さらにその子孫フィルターへと伝搬します。
カスケードフィルターは、属性ダッシュボードフィルターにのみ適用されます。 日付フィルターと変数フィルターでは、カスケードフィルターを使用できません。
カスケードフィルターは、ワークスペースの論理データモデルの属性間の関係性を利用して、関連するフィルターを接続します。 2 つのフィルターをカスケードで接続するには、ワークスペースの論理データモデルにおいて、関連する属性が接続されていなければなりません。 ワークスペースのデータモデルは、管理ページのモデルセクションで確認できます。
ダッシュボードに3つのダッシュボードフィルター 「国」「州/県」「市町村」が設定されているとします。
- 親フィルターである「国」で「米国」が選択された場合、子フィルターである「州/県」には米国の州のみが表示されます。 他の国の「州/県」は表示されなくなります。
- 「州/県」フィルターで「ニューヨーク」が選択された場合、「市町村」フィルターのメニューには、ニューヨーク州の市町村のみが表示されます。 ニューヨーク州以外の市町村はすべて除外されます。
手順:
編集モードで親フィルタータブを選択し、フィルターの設定を開きます。
「+ 親フィルターを追加」をクリックして、アクティブなダッシュボードタブにすでに追加されている属性フィルターのリストから選択します。
子フィルターと親フィルターを接続する道筋が複数存在する場合は、「データセットの選択」をクリックして、2つのフィルターをリンクするために使用するデータセットを選択します。
この選択に基づいて、親フィルターの値は子フィールドで利用可能な値に影響を与えます。 先に進む前に、ワークスペースデータモデルについてよく理解しておく必要があります。親フィルターを削除するには、Xアイコンをクリックします。
[ 適用] をクリックします。
影響
接続するデータセットで定義された関係性に基づき、親フィルターでの選択は子フィルターで利用可能な値に影響を与えます。
- 親フィルター値を変更すると、子フィルターの設定はすべて既定値に戻ります。 この場合、子フィルターの選択を再適用する必要があります。
- 子フィルターでの選択は、親フィルターの設定に影響を与えません。
- 複数のダッシュボードタブに同じカスケードフィルターのセットが表示されている場合、1つのフィルターセットで行われた変更が他のセットにも適用されます。
- 1つのダッシュボードタブでカスケードの親フィルターであるフィルターが別のタブでスタンドアロンフィルターとして表示されている場合、このフィルターで行った変更は、スタンドアロンフィルターにも引き継がれます。 ただし、このフィルターがカスケードの子である場合、変更を行っても他には引き継がれません。