ダッシュボードのマクロ
ダッシュボードのマクロは、変化するワークスペース要素をダッシュボードのテキストに埋め込む場合や動的な動作を行うダッシュボードに Web コンテンツを埋め込む場合に便利です。 マクロは、動的なワークスペース値に自動的に置き換えられるプレースホルダーとして機能します。
埋め込みウェブコンテンツウィジェットの URL、場合によってはダッシュボードテキストボックスでマクロを使用できます。
ダッシュボードマクロは、ワークスペースに動的イメージを追加する作業の一環として使用できます(ワークスペースに動的な画像を追加するを参照してください)。
サポートされるマクロ
ダッシュボードマクロの参照を参照してください。
マクロを使用できる場所
埋め込みウェブコンテンツウィジェット
ダッシュボードマクロを iframe URL で使用すると、ダッシュボードフィルターの現在の値などのワークスペースパラメーターを、GoodData ダッシュボードを埋め込んでいる別のウェブページに受け渡すことができます。 マクロは、ダッシュボードが別のダッシュボードに組み込まれている、異なる 2 つのダッシュボードを同期するためにも使用できます。
マクロが使用される埋め込みウェブコンテンツウィジェット内の URL は、GoodData の Amazon S3 バケットの中にあるVARIABLE_VALUE
マクロ(VARIABLE_VALUEを参照)以外はワークスペース URL です。
ウェブコンテンツウィジェットをダッシュボードに追加する方法の詳細については、ダッシュボードを作成を参照してください。
ダッシュボードのテキストボックス
場合によっては、マクロを使用して、動的なワークスペース値をダッシュボードのテキストボックス(見出し、サブ見出し、説明)に挿入することもできます。
テキストボックスをダッシュボードに追加する方法の詳細については、ダッシュボードを作成を参照してください。
マクロの構文
ダッシュボードマクロはパーセント記号(%
)で囲まれています。
例えば、現在使用されているドメインの URL を表すマクロは次のようになります。
%HOST_NAME%
サポートされているマクロ、その構文、およびパラメータの詳細については、ダッシュボードマクロの参照を参照してください。
例: 現在のドメインを埋め込む
ウェブコンテンツウィジェットで使用する場合、次の URL には現在選択されているドメインが埋め込まれます(HOST_NAMEを参照):
https://%HOST_NAME%
例: 変数フィルターの現在選択されている値を表示する
ウェブコンテンツウィジェットで使用する場合、次の URL には現在選択されているドメインが埋め込まれます(VARIABLE_VALUEを参照):
https://s3.amazonaws.com/gd-images.gooddata.com/customtext/magic.html?text=%VARIABLE_VALUE(assNNkQ0ZefWf)%
例: 日付フィルターの現在選択されている値を表示する
ダッシュボードのテキストボックスで使用する場合、次の URL には、関連付けられた日付フィルターで選択された時間範囲の開始日が表示されます(DATE_FILTER_VALUEを参照):
%DATE_FILTER_VALUE(closed.date,FROM)%